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2006年9月26日 (火)

フランソアの遍路行終了

9月23日、フランソアの遍路行は、第三十八番札所金剛福寺で、終わりました。とにもかくにも、足摺岬まで行ったのです。よく頑張りました、ほんとに。

途中もう足が痛くて進めない、という時もありましたが、よく耐えて、目的とした所まで行きました。そして何より、一番大切な目的、「アートの祈り」を、随所で作り、写真にすることができたのは、本当にすばらしいことでした。

機会がありましたら、ぜひ写真展を開きたいものです。また、さらに機会がありましたら、彼の写真と素敵なコメントをまとめて、本の形にしたいものです。

大阪で感動的に再会を果たして、それからの3日間、ゆっくり話を聞きました。詳細は明日にします。今夜は私も少し疲れているので。。。では、また明日の報告をお楽しみに。

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2006年9月23日 (土)

フランソアの遍路行12

遍路行はいよいよ終わり、今、フランソアは大阪へ向かう列車の中です。

結局最後は少し電車やバスも使ったけれど、ともかく足摺岬まで行けたようです。

お世話になった四国の皆さん、ほんとうにありがとうございました!

フランソアに成り代わり、心よりお礼申し上げます。

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2006年9月21日 (木)

フランソアの遍路行その11

もう歩けない、値段の高いホテルに着いて、もうこれ以上歩けない...

明日は最も美しくて険しい所を歩き、それ以外はバスか電車に乗ろう...

金剛福寺の岬(足摺岬)からフェリーで大阪に行こうと思うけど、どう思いますか?

というフランソアのメール。

調べてもそういうルートのフェリーはないので、高速バスを勧める。

その後、自分でもそういうフェリーが無い事をJRの駅で聞いて本人も納得。

青龍寺、岩本寺、金剛福寺、と、歩きと乗り物と両方で廻って、今回の遍路を終わりにするつもりらしい。

長い遍路の間に、フランソアと出会い、親切にしてくださったその土地土地のみなさん、

ありがとうございました。フランソアに成り代わり、心より御礼申し上げます。

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2006年9月18日 (月)

フランソアの遍路行その10

9月18日。ちょっと弱気なフランソア。第三十一番札所竹林寺に着きました。今朝道に迷って4キロも余計に歩いてしまいました。もうそろそろ止めたい...少し早めに関西空港に迎えに来てくれないですか? 続けることはできるけど、でもあんまり面白い道じゃないし...もしOKなら航空券を早いものに変えようかな。フランソア

31番札所の辺りは高知市内で、景色もあまり面白くないのでしょう。

でもまたその次のメールで、

心配かけてごめん、頑張って続けてみる。航空券のチェンジやあなたの予定の変更など、めんどくさそうだし。

と言ってきました。

どうか、高知市内を歩いているフランソアを見かけたら、励ましの一言をお願いします!

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フランソアの遍路行その9

しおさん、コメントありがとうございます。フランソアは無事に室戸岬を通過しました。

9月15日。琴が浜を過ぎ、夜須(やす)町当たりの小さな漁村を見渡す素敵な簡素な旅館にいます。明日、二十八番札所大日寺まで歩き、二十九番札所国分寺の手前の温泉に行こうと思います。膝の具合がまだ悪いので。次は多分三十二番札所善事峰寺まで海岸沿いを戻ろうと思います。F.

9月16日。台風が近づいていて、バケツをひっくり返したような雨です。第二十八番札所大日寺まで歩き、蛇のように曲がりくねった道を10キロほど歩き、第二十九番札所国分寺へ。そこから3キロ先の温泉旅館は満室なので、お坊さんの助言に従って別の宿の人に車で迎えに来てもらいました。そうして今ここにいます。台風は明日まで続くそうです。わたしはここに2泊するつもりです、宿のオーナーはプロのマッサージ師なので、私の膝の痛みをとってくれるかも知れない!期待してます。フランソア

17日。景色がきれいです! まだ台風の通過を待っています。明日は朝早く出ようと思います。お休みなさい。フランソア

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2006年9月13日 (水)

フランソアの遍路行その8

大変お待たせしました。フランソアはいよいよ徳島県(阿波の国)-発心の道場ーを出て、高知県(土佐の国)-修業の道場ーに入りました。

ではまず今までの経緯から。

十一番札所と十二番札所の間で宿を探している所まででした。

九月五日、12時ごろ、十三番札所大日寺に着きました。

「全て順調」 そしてたくさんの作品写真が送られてきました。

それから突然七日にもらったメールは、

「道に迷って6キロも余計に歩いた。」と。

どうにか第十八番札所恩山寺を見つけ、第十九番札所立江寺の宿坊にたどり着きました。明日はいよいよ「遍路ころがし」の難所です。

「どうか祈ってください!少なくとも車には乗りたくない!フランソア」

九日のメールでは。

「お祈りの応援をありがとう。今日は全く、きちがいじみた一日だったよ。朝7時前に十九番を出て、予約してあったホテルに十時ごろ着いた。実に壮大な景色だったけど、きつかった。十九番へののぼりはまるで夢のようだったよ、下りのひどい辛さに比べたら!

それから遍路の中でも最もきつい第二十番札所鶴林寺への上り道!12個のアートを作り、時間がなくなって、最後の500メートルの険しい階段を走って登り、納経所に転がり込んで御報印をいただく。

その僧侶に聞くと、なんと私が今夜泊まるはずの宿はまだ5キロも先だった!それも険しい下り坂で。ありがたいことにロープウェイがあって、電話で待っててもらって乗ったんだ。ロープウェイの運転手さんが親切にロープウェイのすぐ下の旅館を取ってくれた。なぜって予約してあった宿は山の反対側だったんだ。このロープウェイのふもとの名もない宿は、最近泊まったどこより安くて快適だった。それに温泉があって、二度も入ったよ。

壊れた体を直すのにちょうどいいね。あしたはゆっくり休もうと思う。ロープウェイでまたお寺に戻って、ゆっくり降りて前に予約した旅館に泊まろうと思う。神なる自然にアートの祈りを。」

その後もまだまだメールは続くのですが、あとは彼のアートプレイヤー(アートの祈り)に関することなので省きます。メールで、しかもアルファベットで、こんなに長く書くのは大変です。最後にこう書いてあります。

「それにしてもこの書き方は本当に消耗する...もう寝ます、お休みなさい、フランソア。」

そのあと。

「とても体調が悪いです。第二十一番札所大龍寺で眠った後は、休んでいません、でも頑張って大二十二番札所平等寺へ行きます。フランソア。」

九月十日。フランソアは、ただ今までに送った写真のことを心配して聞いています。いまのところ、フランソアにとって命の次に大事なのはこの作品写真です。私にとっても。

唐突に九月十二日。

「宍喰から尾崎の民宿へ、たくさん歩いた。多分27キロくらい。宿まで後1キロという時、ああどうぞ民宿まで私を飛ばせてと祈ったら、車がやって来て止まったんだ。

私とおんなじ気違い野郎の船乗りが、最御崎寺まで行くから乗せてくれると言ってる。なんて不思議な偶然だろう。私は1キロだけ乗せてもらうことにする。

めちゃめちゃ歩いた結末は、右足首の激しい痛み!あまりの痛さに左足の痛みを忘れるくらい!はは!海岸や漁師の村や海へと続く山々は最高にきれいで感動的。全く違う魅力だけどおんなじ位強く心を揺さぶります。

たった一つ困ることは車が多いこと。

あすは岬を廻って最御崎寺へ。もしかしたらそこの宿坊に二泊するかもしれない。どうなるかな?お休み、フランソア。」

ここに出てくる船乗り云々は、フランソアがふだんオーストラリアで船で暮らしているからです。自分と同じ「気違いセーラーマン」と出会って、喜んでるフランソアが目に浮かびます。

私は比企で合宿中。今こっそり家に帰ってきて急いでこれを書いています。今夜は比企にもう帰れないので、たまっていたフランソアのメールを思い切ってまとめて訳してみました。

長々と読んでくださってありがとうございます。

何度も言いますが、フランソアのアートプレイヤー(アートの祈り)は、16日より比企郡鳩山町の東京電機大学で展示します。是非直接「フランソアのアート遍路」ご覧になってください。

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2006年9月 4日 (月)

フランソアの遍路行その7

午前十一時半、電話が鳴りました。フランソアから。

「おみやま(?)の紹介でやってきた宿のおくさんが、何か言っている。理解できなくて困っている。」「それじゃその人に電話を代わってちょうだい。」

「はい、そちらどなたさん?」

「そこにいるのはフランソアといって、オーストラリアに住んでるフランス人です。今歩き遍路で廻っています。何か聞かれてわからなくて困っている、と言うので、通訳します。」

「はあー、どなたさんかね。」

「フランソアの遍路を(サポートしていると言いかけて止める)助けているものです。フランソアがあなたの言うことがわからない、と言っているので。彼に何を聞いたのでしょうか?」

「夕べはどこに泊まりんさったかね。」

「フランソア、夕べはどこに泊まったの?」

「おみやま」

「そこで次の宿の紹介をしてもらったのね?」

「そう。」

「それとねー、まだ十一時半だけど、もう泊まられるんかね。」

「少し疲れているのでゆっくりしたいのだそうです。」

何だか双方不思議そうな顔をしている様子が目に浮かびます。

民宿のオバサンは、ほんとに紹介を受けてやってきた人なのかどうか、こんなに早くチェックインするなんていいのだろうか、と不思議がっているのでしょう。

フランソアはフランソアで、オバサンが一体何を不思議がっているのかがさっぱりわからない、どうしてすんなり宿に入れてくれないのか、不思議なのです。

やれやれ。

ここは第十二番札所焼山寺と、十三番札所大日寺の間の、山の中。少しゆっくり、作品を作ったりそれを私に送ったりしたいので、歩くのを早めに切り上げたのでした。

今日は送られてきた写真をマイフォトにアップします。

いよいよあすから「国際野外の表現展2006 比企」が始まります。私も合宿生活に入りますが、ココログは続けますので、どうぞよろしく。

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フランソアの遍路行その6

9月3日。フランソアは、今日はゆっくりします。

美しいアートプレイヤー(祈りの美術)の写真が6枚送られてきました。

急峻な山道で、石仏で、葉っぱや枯れた木で、祈りの言葉を紡いでいます。

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2006年9月 2日 (土)

フランソアの遍路行その5

9月2日。

今日はフランソアのメールをそのまま書き写そうと思います。

Thanks to your prayers. It was hard but wonderful.

Very spiritual art-prayers came to me.

It is more exciting than my dreams.

I send you photos now maybe I rest tomorrow... Francois

この短い一文が、フランソアの感動を良く伝えていると思います。

写真は作品写真ばかりなので、今日は省略。

蛇足ですが一応訳しておきます。

祈ってくれてありがとう。(これは私が、難所の一つである遍路ころがしが無事登坂できるように祈っています、とメールに書いたから)

たいへんだったけれど、すばらしかった。

とても精神的なアートの祈りを授かりました。(精神的な祈りとしてのアートが私に舞い降りてきました。)

思っていたよりもはるかに感動的で、刺激的でした。

写真を送ります。たぶん明日は休むかもしれません。フランソア

この文から、彼がすごく疲れていることがわかります。

送られてきた写真も、すばらしいのだけれどちょっぴりピンボケだったりして、

ああフランソア、疲れてるんだろうなあ、と、想像しています。

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2006年9月 1日 (金)

フランソアの遍路行その4

9月1日、雨。今日はいよいよ遍路ころがしの難所に差し掛かる予定だったが、雨脚がひどく、山道は滑りやすくなっていて危険なので、中止して、一日ゆっくり休息する。

あした晴れますように!

道々フランソアが撮って送ってくるアート写真は、プリントアウトして9月16日より行われる「国際野外の表現展2006 比企」の中で、展示します。場所は、東京電機大学鳩山キャンパスです。是非皆様お出かけの上、直接フランソアの遍路行をご覧下さい。

詳しくは、国際野外の表現展2006 比企 のホームページをご参照下さい。

http://www.ioe-hiki.com

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